シーズン1（その1）

シーズン1

中学生の頃にバリバリ伝説を読みふけっていたため、
高校に入ったら直ぐにバイクに乗ってやるぞ。と言う心意気。
なので誕生日が4月だった自分は幸せ者だと思ったものだｗ

直ぐに原付の免許を取り、バイトも始めて親に懇願して
人生初のローンを組んで買ったのがこのバイクだった。

TZR50

出典：http://plaza.rakuten.co.jp/2st50replicas/14006/

強者はバイクを買う前から中免を取りに行くんだろうが、
免許に10万も出すんだったら早くバイクが欲しい思いがあって

この頃はメーカーなんて何でも良かった。
ただスクーターは買う気は無かった。

（当時はNSR50とGAGぐらいか・・・そんな中でフルサイズのTZRは輝いてたｗ）

バリ伝に侵されてたしね・・・ミッションが良かったの。

オカン（注：関西弁でお母さん）の原付で世話になってたのが

近所のYSPでたまたまこのTZRのカタログを見たから。

走りがどうとかは何も覚えてない（ｷｯﾊﾟﾘ!）

ミッション車に慣れる意味では良いバイクだと思うが、
如何せん遅い。

この頃、今で言うところのSNSも何もない時代だったが、
知らぬ間にバイクの知り合いが増える・・・
（自分は高1なので先輩ばかり）

そんな人らと行動してると置いてかれてばかり・・・

当たり前や・・・周りは250とか400とかだしね。

先ずスクーターで我慢しつつ中免取ってからの
中型バイクが良かったかと早くも後悔しだす・・・
（以降、俺の人生はコレの繰り返しかも・・・(´；ω；｀)

が、しかしそこは不思議なバイク乗りのネットワーク。

TZR50と250ccとを交換して欲しいって人が現れる。。
ネ甲ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

んで交換したのがこいつ。

GSX-R250

出典：http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14147943044

当時の写真は無いのでうろ覚えだが、この色、形で間違いない。
’８８あたりかな？コイツが手元に来た時は嬉しかったなぁｗ

メーカーなんてどうでもいい。ただジスペケ(GSX-R)はバリ伝で
秀吉・グンが8耐で乗ってたので記憶にはあった。
当時の250マルチなのでエンジン回転数も凄くて良い音がした。

この頃からようやく、バリ伝よろしく山の峠とかに出向いて
ヒザに空き缶をテープで巻いて（マジでやってたなｗ）
ヒザ擦りの練習とかし出すようになりましたね。

しかしこの頃は早くも16歳の後半、冬。
そろそろ一年が過ぎようとし、
周りのツレ（関西弁で友人）などは計画的に免許を取り、
バイクを買い、中にはVFR400Rを乗り出す奴もいたりして・・・

やべぇ・・・カッコエエ・・・

当時、よく奈良の高円山に走りに行ってました。

奥山ドライブウェイと言うのかな。

地元、大阪の八尾からだと国道25号線で通いで行けたのです。

とある日、ついにコケました。

俗に言うただのスリップですが、バイクが良く滑ったためｗ

クランクケースに穴が・・・(´；ω；｀)

ダダ漏れと言うことは無かったので、その日は途中でオイルを

買って継ぎ足して、、何とか自走で帰宅しました。

・・・が、ここからが貧乏学生のイケナイ所。

近所のSBSスズキ店で見てもらったら修理費が確か1～3万円。

今の自分なら普通に修理してもらいますが

それをケチって、固まるボンドか何かを穴に詰めてて乗ってたｗ

もちろん完全にオイルは防げず、ポタリポタリと漏れ続け・・・

しかも当時はメンテナンスなんて単語も知らないほどの

無知っぷり。

はい、、、エンジン焼き付きました・・・

その２へ続く・・・