一度バイクを降りたのが19歳あたりだろうか。
盗難＝強制終了はココロに傷を残しますね。。。
色んな悪事がありますがやっぱ、人のモノを盗るってのは
良くないですよ。ホント。
時は流れ、結婚もし、子供も2人生まれ、仕事も変わり、
住まいはコテコテの大阪から兵庫から京都へ。
なんもかもが慌ただしく過ぎていく中、
当時、関西系テレビで放映されてた8耐のドキュメント番組を
なにげにOB気分で見たのが最後・・・
出典：http://blogs.yahoo.co.jp/pn31arta2001/folder/299405.html?p=1
ヤヴァイ・・・
かっこ良すぎる━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
RC45（V4)が出ていたり、ロッシが500で活躍してたりしたのは
知っていたが、ちょっとこのVTRのインパクトは凄すぎた。。
このドキュメント番組。数年やってたと思う、この頃ビデオで
何度も見てました。ホントにアツいドキュメントでした。
関西圏のリターンライダーさん見ていた方多かったのかな？
この影響か、未だに井筒や北川圭一をリスペクトしてる。
そして今でもベスコンのZX-7があれば欲しいくらい。
今回のバイク降りてから～現在の欲しい病でも中古探す時は
なぜだかZX-7を検索してしまいます。
ナナハンフォーミュラー・・・カッコ良かったですね＾＾
しかし当時ホンダ厨だった自分が心打たれたのはVTR。
と、調べていくうちに・・・
出典：http://bike-lineage.jpn.org/honda/vtr1000/vtr1000sp2.html
う・・・売っているのか！？VTRが！！
知った時はまだSP1でしたが、その衝撃は相当でした。
お金に余裕があったわけではないけど、
まだRC45ほどプレミアムでもなく、他メーカーのSSより
少し高い程度だったので、手が届かないわけでもない。
こいつのためだけに大型免許を取りに行き、、
そして欲しいと思ってから一年ほど・・・
年齢にして27歳～28歳ごろでしょうか。
念願のVTR乗りに。
当時リスペクトしていたロッシヘルメット（当時は
中々入手が困難だったが）と共に
主に比叡山ドライブウェイに走りに行きました。
見栄えのカスタムはせず、バックステップ、片側一本だしの
ヤマモトマフラーにだけ変えて、ツナギを着てひたすら山通いの
日々でした。
比叡山は平日は交通量も少ないので走りやすかったです。
Vツインの特徴はコーナーでパタンっと寝かせてガバっと
起こして加速する。そんな事を雑誌で見て勉強して実践したり
してましたが確かによくパタンパタンと気持よく走ってくれました
それがVツインだからかSSの素性としての出来の良さなのか
分からずでしたが・・・（汗）
道幅の広い比叡山でも殆ど2速ホールドでした。
コイツで一番他のSSより辛いのはクロスミッションだった事。
1速で120～130km/hだったか？まで速度出ますが、そこから
回転が落ちず繋いで行く感じだったので、相対的に低速で
走るとロクに美味しい回転数は使えずで・・・（ヘタレ）
”THE DOCTOR” のステッカーチューンはご愛嬌・・・
まだまだネットがADSLになったか、ならんかの時代。
それほどSNSも浸透してないし、ただ黙々と一人で走りに
出掛けてましたね。今思えば誰なりと一緒に走ってれば
もっと楽しかった？？かも。。
とは言え、VTR-SPのオーナーさん達のネットクラブには
登録し日々情報を得ていました。
オフ会もあったようなのですがシャイな自分は参加せず。。
ですが色々質問させてもらって会話もしたり、意外と身近に
居る方もいて、今思えばそれなりにネットを活用し、
つながっていましたね。
ある日、そのクラブのBBSに書き込みが。
”○○の妻ですが、先日から旦那が帰宅してないのですが、
どなたかご存知ありませんか？”と。
会ったことこそありませんでしたが割りとご近所の方で、
確かカメラが趣味だったか仕事されてた方でした。
どのメンバーさんも心辺りないなぁ、と言う返事。
奥様が言うにはバイクで出掛けたとの事だったので、
メンバーのどなたかと一緒、またはご存知なのかと。。
数日後・・・
その方はワインディングに亡くなられていました。
自分も通う比叡山ドライブウェイで一人で走行中に転倒し
滑ってガードレールのスキマから崖に転落したとか。。。
同行者も居らず目撃者も居なかったため行方不明のように
なり発見が遅れたのだとか・・・
自分もよく行ってたので知ってましたが確かにあそこは
ガードレールを挟んで相当な断崖絶壁でした。
BBSでは皆さんが何やら書き込みをし、奥様も事後しばらく
して書き込みもありました。お子様も居られたようです。
自分はただ、身近に走る場所で同じバイクに乗る方が、、
このような惨事になりただ、見るだけしか出来ませんでした。
憧れて乗ったSS、ヘタレなので誰とも走らず、
一人ストイックに無理せず楽しく走り続けて来ましたが、
よもや同じような環境の方でこんな結末を迎える方がいるとは
当時の私も同じように幼い子どもも居ましたので相当
考えさせられました。
結果、仕事も多忙になってきたのもあり、
もしも自分に何かあれば残してしまう者の存在も大きい。
そんな事からSSから降りる事にしました。
ただ、折角バイクにまた乗り始め、楽しい思い出ばかり
だったので、何か乗っていたい。
そんな思いで、ハーレーのスポーツスター883に乗ることに。
敢えて、丸っきりスピードとは無縁なジャンルにしました。
同じVツインですが・・・
ハーレーはドコドコと良く走ってくれました。ただ暫くは、VTRに
比べブレーキが全然効かなくて怖い思いもしましたが、
今の言葉言うビワイチ（琵琶湖一周）もしました。
このジャンルこそ、大勢でツルんでツーリング行って、
スイーツ食ってダベって、そんな優良バイクだったのですが、
この時もALLソロライダーでしたね（汗）
ハーレー系の中では小さな883。当時の話ではデカイハーレー
乗りがブイブイ言わせたりしてオラオラだと聞いていたので、
一緒に居てもシンドいだけだろうと。。
時しばらくして、同じ京都で北から南部に引っ越しをしました。
（念願？のマイホーム）
今までは出し入れのしやすい駐車場でしたが、今度からは
少し奥まった場所に。仕事がまたまた多忙になる中、
883とは言え、260ｋｇもあります・・・次第にガレージから出すのが
億劫になり・・・やがては、バイク王に行くことに。
ここで、子供の成長期でお金も掛かるだろうと言う事や、
仕事に専念するべきな時期でもあったため、
またも一旦バイクから離れることに。
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